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読売新聞│配信日:2018年9月10日│配信テーマ:Jポップ  

[旬感]帰ってきたぞ函館! GLAY 故郷でライブ


 北海道・函館はすてきな所だ。宝石箱のような夜景、海、路面電車……。開港により早くから西洋の文化が入ってきたからか、しゃれた雰囲気が漂う。そんな函館出身のバンド、GLAYと地元のつながりは強く、過去にも大規模なライブを行ってきた。
 8月25、26日、彼らが同市内で2日間にわたり計約5万人を動員する公演を行った。全国から彼らを目当てに人々が集い、観光スポットには「GLAYファンのみなさま ようこそ」といった掲示もあり、歓迎ムード一色。かなりの経済効果もありそうだ。
 会場は函館山にもほど近い「緑の島」。海に面した気持ちのよい場所だ。初日はスタート前に小雨もぱらついた。それでもメンバーが登場すると、会場は一気に盛り上がる。ギターを軸にした勢いのあるサウンド、そしてボーカルTERUの情感豊かな声。ロックの攻撃性とJポップ的な親しみやすさをうまく両立させた、GLAYの世界が広がる。大ヒット曲の「誘惑」や「HOWEVER」を披露。同郷のYUKIが在籍したJUDY AND MARYのカバー曲も演奏し、ファンを喜ばせた。
 TERUはステージで「帰ってきたぞ函館!」と叫び、「僕らが高校時代に夢を見て、ここ函館を旅立ちもう30年近くたちます」などと振り返った。故郷への愛が伝わってくる心温まるライブだった。(桜井学)
 
 ◇GLAY×HOKKAIDO 150 GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.3
 GLAYは1994年にメジャーデビューしたロックバンド。数々のミリオンセラーを生み出し、大規模なコンサートを行ってきた。今年は北海道命名150年にあたり、その記念事業と協力する形で、メンバー4人と縁の深い函館でのライブが開催された。11月に新しいシングルを発売する予定。

読売新聞2018年9月 5日読売新聞記事(1版)掲載 執筆記者:桜井学

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