[ 画像 ] 今週の音楽記事から 音楽ジャーナリストの眼 毎週月曜更新

梅津時比古:記事一覧

毎日新聞 │配信日: 2020/10/26

<新・コンサートを読む>コロナ禍時代の様式 さまざまな形で行われるコンクール=梅津時比古

 今、よほどのことが無い限り「君は花のように美しい」とは、ありきたりで恥ずかしく、言葉にできない。しかし、かつての詩にはそのような表現が頻繁に書かれていた。メディアの発展につれ、各自が埋没しない美の表現を目指し始め「手術台の上でミシンとこうもり傘が出会ったように美しい」...

毎日新聞 │配信日: 2020/10/19

<特薦盤>クラシック 梅津時比古・選

 ■フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)/シューベルト:ピアノソナタ第19・20・21番(キング) 1983年生まれのスイスの新進ピアニストがシューベルトの最後の3曲のソナタに取り組んだ。第21番の演奏は、たんたんとやわらかい感性が深刻ぶらずに流れてゆく中で、右手と...

毎日新聞 │配信日: 2020/10/12

<Topics>クラシックの秋、徐々に復活 外来演奏家はメド付かず

 秋はクラシックのシーズン。本来なら外来演奏家・団体も続々と来日しているところだが、コロナ禍の今年はホールもほとんど閉じたままだ。それでも徐々に復活し始めた音楽会に聴衆も少しずつ会場に足を向けている。 舞台上が密になるオーケストラの演奏会は難しいと言われていたが、日本の...

毎日新聞 │配信日: 2020/9/28

<新・コンサートを読む>コロナ後初のオペラ上演《カルメン》 照射される愛の本質=梅津時比古

 東日本大震災の津波にすべてが流されてゆくテレビ映像を見て、「もう元に戻れない」と多くの人が感じたことは、その後のさまざまな発言で分かった。私自身は長い間、罪意識に襲われ続けた。しかし、9年たって現地を除けば社会は「元に戻って」しまった。私自身の罪意識も霧散してしまった...