主要事業戦略

NEXT STAGE12
楽器事業

規模を活かした技術開発力とマーケティングで、さらなる高収益事業とする

売上高(億円) 16/3期(見込)2,800 19/3期(見込)2,835
営業利益(億円) 16/3期(見込)316 利益率11% → 19/3期 410 利益率15%水準

1.電子楽器の伸長、粗利の改善、コストダウンにより、利益率を改善

  • 収益性の高い電子楽器の伸長
  • 電子ピアノの世界的な需要拡大の中、市場占有率を拡大
    • 地域ニーズに合わせたポータブルキーボードのラインアップを強化
  • モデルミックスや販売価格見直しによる、粗利改善
  • 着実なコストダウンの継続
電子楽器市場 成長率7%(3年間) 16/3(見込) 51% 19/3 54%

2.独自の「感性評価技術」による楽器の本質追求と、新価値提供で、商品競争力強化を加速

  • ※感性評価技術:「人間の感性」と「製品の物理的特性」の関係を定量・定性的に分析し形式知化する技術(List - Notes Ordered List)

アコースティック楽器の本質を、深める

「音」「表現力」「弾き心地」を、極める

  • 解析技術とシミュレーション技術を駆使し、素材・構造・デザインを絶え間なく革新

デジタル楽器を進化させ、革新する

「音」「表現力」「弾き心地」を、新次元へ

  • デジタル+メカ+音響技術の融合を、さらに追求
  • スマート機器・ネットワークとの連携で新たな楽しみを創出

ハイブリッドにより、新しい世界を提案する

アコースティックを超える価値を実現

  • 時と場所を選ばず、アコースティックの演奏体験を実現。加えて、デジタル楽器ならではの付加価値を提供
  • トランスアコースティック技術等による全く新しいサウンドを創造

3.マーケティングと顧客アクセスを地域別に最適化し、ブランド力の向上と顧客接点の拡大を推進

成熟国

西洋音楽文化の発信地におけるブランド力向上

  • アーティスト・リレーションの強化
  • 米国発のギター企画・販売促進活動を開始

楽器憧れ層・休眠層の堀り起こし

  • 「家庭で楽しむ」新たな楽器の提案
  • ライフスタイル提案に効果的な販売チャネルの拡大
市場成長率 4%(3年間) 16/3(見込) 23% 19/3 24%

中国

ピアノの市場占有率アップ

  • 成長する高付加価値モデル需要の確実な取り込み

地方都市への販売網拡大の継続

拡大する電子ピアノ市場での成長

  • 旺盛な教育需要に対応する販売施策強化
  • 他社に先駆けたブランド確立によるギターの成長
市場成長率 11%(3年間) 16/3(見込) 26% 19/3 28%

新興国

音楽教室・教育をコアに新中間層へのアクセス拡大

  • 公立小学校での音楽教育推進(アセアン等5か国)
    • 器楽学習指導プログラム策定への協力
    • 音楽授業・課外授業の展開(のべ10万人/3年間)
  • 青少年オーケストラ支援(南米7か国)
    • ヤマハ認定の楽器メンテナンス技術者育成
  • 小型店舗ディーラー支援等、地方部への販売網の拡大

ヤマハ発動機とのブランド高揚施策協業(インド・台湾・ベトナム・マレーシア他)

市場成長率 9%(3年間) 16/3(見込) 30% 19/3 8%

NEXT STAGE12
音響機器事業

技術革新とサポート強化の組み合わせで領域を拡大し、成長を加速させる

売上高(億円) 16/3期(見込)1,200 → 売上実質伸長20% →19/3期(見込)1,380
営業利益(億円) 16/3期(見込)84 利益率7% 19/3期 120 利益率9%

業務用音響機器
1.対象領域(ユースケース)拡大で、成長加速

対象ユースケース

これまでヤマハが強みを発揮してきた領域 ライブ・コンサート 市場規模5,500億円 市場成長+8% / 今後さらに広げていく領域 店舗BGM 市場規模500億円 市場成長+12%  企業会議室 市場規模4,000億円 市場成長+12% 住空間 市場規模1,000億円 市場成長+9%

業務用音響機器
2.信号処理とネットワーク技術の進化と融合で音響システムを革新

高音質と高信頼性のさらなる追求

リアルな、⾃然な、明瞭な(⾼⾳質)。途切れない、停止しない(高信頼性)
新たなユースケースへの積極的な応用で、保有技術を更に強化

  • ライブ・コンサートで培った、高音質を支える信号処理技術を新たな音環境で深化(エフェクト、ハウリングキャンセル等)
  • ルーター事業で獲得した信頼性に定評のあるネットワーク技術で音響システム機器の高い安定性を更に向上

音響システムのユーザビリティ向上

容易な設置・運用・保守
技術の融合で、利便性に優れた音響システムを構築

  • 機器設定の簡易化/調整の自動化
  • システムの構成状態の可視化(モニタリング)
  • システム構成や設置場所に合わせたプリセットの充実

トータル・ソリューションの提供

音の入り口(マイク)から出口(スピーカ)まで
柔軟性の高いトータル音響システムを提供

  • 他社とのアライアンスを含め、システムを構成する機器に柔軟性を確保
  • 機器のラインナップ拡充により、求められる仕様に幅広く対応

業務用音響機器
3.サポート強化でパートナーとなる設備事業者を50%増加

欧・米・日・ASEANを中心に、システムエンジニアリング・営業スタッフを増強(約80名)
ヤマハ売上成長率 20%(実質26%)(3年間) 16/3(見込) → 19/3 PA20%成長(実質28%) ICT19%成長(実質22%)

音響設備事業者のサポート体制を重点的に強化

  • 業務付加価値アップとコスト低減のソリューションを提案
プラニング・設計→施工→運用・保守 / システム設計の簡素化、音響システ構成・状態の可視化、保守メンテナンスの利便性向上

IT設備事業者と音響設備事業者の相互乗り入れをサポート

  • 「音とICTネットワーク」の統合システム
    業務用音響機器・AV機器・ICT機器を組み合わせてソリューション提供
  • 音響設定の自動化により施工を支援

コンシューマー・オーディオ機器
4.ニーズに合った自由自在な音楽視聴スタイルを徹底提案

「あらゆる音楽ソースを、誰でも、簡単に、家全体で楽しむ」環境を実現する戦略商品MusicCastを拡充し、ブランディング強化

ヤマハ売上成長率 8%(実質15%)(3年間) 16/3(見込)→ 19/3
  • ※ライフスタイルに合わせて、あらゆる音楽ソースを高音質で簡単に楽しめる新しいネットワークオーディオ

NEXT STAGE12
部品・装置事業

快適・安心・安全なソリューションを提供し、第3の柱としての基盤を確立する

売上高(億円) 16/3期(見込)245 → 売上伸長20% →19/3期 300
営業利益(億円) 16/3期(見込)8 利益率3% 19/3期 15 利益率5%

半導体メーカーからソリューションベンダーに形態を転換し、商材・顧客の拡大で成長の礎を構築

車載市場での商材・顧客の拡大、サポート体制強化

  • コネクテッドカー普及による車室内の住空間化を見据え、「快適・心地よい音」を実現する音のトータルソリューションを提供
  • 環境に優しい車社会の実現に向けた熱電ソリューションを開発
  • 米国の顧客対応強化のため、設計人員を配置

ホームヘルスケア市場向け商材の開発

音とセンサー技術の応用により、健やかな日常生活に貢献する新しいソリューションを提案

産業機器市場への新商品投入

  • 検査能力を更に高めたFPC検査機で業界をリード
  • “水素で測る”漏れ検査システムを市場投入
  • 中国・台湾地域における顧客サポートの体制拡充

この資料の中で、将来の見通しに関する数値につきましては、ヤマハ及びヤマハグループ各社の現時点での入手可能な情報に基づいており、この中にはリスクや不確定な要因も含まれております。

従いまして、実際の業績は、事業を取り巻く経済環境、需要動向、米ドル、ユーロを中心とする為替動向等により、これらの業績見通しと大きく異なる可能性があります。