イニシアチブへの参画

ヤマハグループは、持続可能な社会の構築に向けて国際社会との協調・連携を図るべく、人権、労働、腐敗防止および気候変動や生物多様性を含む環境などにおける社会課題解決に向け、当社グループの考え方や方向性に一致する業界団体・イニシアチブに積極的に参画し、さまざまな活動を推進しています。

また、国際社会の共通目標として掲げられた「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals : SDGs)」の達成に、事業を通じて貢献しています。

[図] 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals : SDGs)

国連グローバル・コンパクトの支持

[ ロゴ ] グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

国連グローバル・コンパクトとは、1999年に国連事務総長が提唱した「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野にわたる10の自主行動原則です。ヤマハは、2011年6月に、このグローバル・コンパクトを支持する署名を行い、10原則に沿った事業活動に取り組むとともに、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの会員として、各分科会活動への参加および分科会運営などへの協力を積極的に行っています。

  • 2023年3月期参加分科会:サプライチェーン、環境経営、関西、ヒューマンライツデューデリジェンス、人権教育、腐敗防止、防災・減災、ESG、SDGs、WEPs、レポーティング研究、サーキュラーエコノミー

国連グローバル・コンパクトの10原則

人権 原則1: 企業は、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重すべきである
原則2: 企業は、自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである
労働 原則3: 企業は、結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持すべきである
原則4: 企業は、あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持すべきである
原則5: 企業は、児童労働の実効的な廃止を支持すべきである
原則6: 企業は、雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである
環境 原則7: 企業は、環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持すべきである
原則8: 企業は、環境に関するより大きな責任を率先して引き受けるべきである
原則9: 企業は、環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである
腐敗防止 原則10: 企業は、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである