公正な競争

  1. 基本的な考え方
  2. 公正な競争・取引のための仕組み・施策
  3. 公正な競争に関する違反の状況

ヤマハグループは、不当な競争制限行為や不公正な取引を行わず、市場経済社会の健全な発展の基本である「公正な競争」を徹底します。
また、取引先をともに歩むパートナーであると考え、公正な取引の徹底による信頼関係の維持に努めています。コンプライアンス行動規準において、市場競争における企業の行動に対する規定と、取引先との公正な関係に対する規定をそれぞれ明記し、周知徹底を図っています。

会計システム上で下請事業者との取引を把握し、支払い遅延を未然に防止できる仕組みを運用しています。また、購買部門担当者の会議などを通じて、下請法に関する行政からの通達や運用基準を社内に通知し、遵守すべき事項の把握と周知徹底に努めています。

法令研修の実施

日本国内では、主に製造事業で下請事業者との取引が多く、公正な取引が重要なテーマです。ヤマハグループでは毎年、下請法・独占禁止法・消費者関連法などについての法令研修を行っています。2016年度は、国内グループ会社から延べ約220人が独占禁止法および下請法の研修プログラムに参加しました。このほか、製造業とは異なりソフトウェアの事業を中心とする(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスを対象とした法令研修の実施や、キャリアステップに応じた人事研修プログラムの中で、公正な競争に関する遵守事項を周知しています。
欧州では、小売店などとの間で、再販価格の維持などの不公正な取引が起きないよう取引契約で規定する一方で、従業員への啓発・教育を行っています。

法令研修の実施状況
(ヤマハ(株)および国内グループ会社)
  2014年度 2015年度 2016年度
法令研修受講者数 約250人 約180人 約220人

※延べ人数

[ 画像 ] 法令研修
法令研修

2016年度、ヤマハグループは監督庁から2件の指摘を受けました。
音楽・映像ソフトを企画・制作・製造・販売している(株)ヤマハミュージックコミュニケーションズが、中小企業庁の立入調査を受けました。発注書の記載事項に不備があること、受領から60日を超えた支払遅延が1件発生していることについて指摘を受けました。同社はこれを是正し、改善策を提出しています。
ヤマハ(株)ゴルフHS事業推進部が2016年度末に立入調査を受け、発注書の記載事項に不備があるとの指摘を受けました。これについても是正し改善策を提出しています。