品質保証

ヤマハグループでは、品質重視の製品づくりとサービスの提供を徹底するため、品質マネジメントシステムを運用し、品質向上に努めています。グループ全体の品質方針・目標や重要施策は執行役員を委員長とする「品質戦略委員会」での審議を経て、代表執行役社長からの指示によりヤマハ(株)品質保証部長が各事業部門およびグループ企業へ展開します。各部門およびグループ企業は、グループ品質方針・目標に沿って部門目標を設定し、ヤマハ(株)品質保証部が、これらの達成状況確認と品質監査(次項参照)などによるモニタリングを行い、品質戦略委員会に報告します。
加えて「グループ品質管理規程」で、品質問題の発生などグループ内の品質状況をヤマハ(株)品質保証部門長へ集約することを規定し、グループ全体における品質管理のガバナンス強化も図っています。

[ 図 ] ヤマハグループ全社品質マネジメントシステム

ISO 9001 およびIATF 16949認証取得拠点
(2022年3月末時点)

ISO 9001:6事業領域で認証取得
IATF 16949:1事業領域で認証取得

  • ※ ヤマハの主要事業である楽器事業、音響機器事業、部品・装置事業、ゴルフ事業にて認証取得しています

各事業部門の品質保証体制や製品・サービス品質が顧客満足の実現に有効であるかどうかの観点から評価し、問題点やベストプラクティスを各事業部門にフィードバックすることによって品質問題の未然防止と品質水準の維持向上を図るため、ヤマハ(株)品質保証部の監査員が品質監査を実施しています。監査結果を踏まえ必要に応じて改善を促すとともに、全社品質マネジメントシステムの改善を推進しています。
また、各製品事業部門では、各自が所管する国内外の工場を指導・監査し、製品品質の向上に努める一方、リゾートなどのサービス事業部門へも顧客安全の視点での品質監査を開始しています。

ヤマハグループでは、人事教育に「品質技術」の専門教育と階層別教育を整備して、従業員の品質への意識向上と品質管理のスキル向上を目指しています。2022年3月期は品質工学コース、製品安全リスクアセスメント(R-Map)コースなどの各講座を開催しました。今後は、技術系中堅人材に対する品質関連技術の習得強化を目的とした品質保証教育体系の再整備や、マネジメント層の品質意識向上を目的とした品質マネジメント教育体系の見直しも進めていきます。
また、お客さまの声や品質対策事例に関して、社内ウェブサイトへの掲載および開発部門のフロアへの物理的な展示を行うことで、それらを通じた従業員の気付きから品質への感度を高め、品質意識の向上を図る取り組みも始めています。