箱根越えレリーフ

1929年

[ 画像 ] 箱根越えレリーフ

ヤマハの誕生は、創業者である山葉寅楠が、1887年、浜松の小学校にあった1台の壊れた輸入オルガンを修理したことがきっかけだった。
寅楠は飾り職人をしていた河合喜三郎と協力し、2カ月後にオルガンを完成させ、その出来栄えの評価を受けるため東京の音楽取調所(東京芸術大学音楽部の前身)へ持ち込んだ。 当時はまだ鉄道が通じておらず、箱根山を越える際には天秤棒で担いだとも伝わる。
このレリーフは、会社創立30周年記念行事のひとつとして本社内に建立された寅楠銅像の土台に埋め込まれていたもの。銅像は第二次世界大戦中に供出され現存しない。

製品カテゴリーから探す