Yamaha Design “Synapses” AVENTAGE RX-A8A

2021 / AV RECEIVER


王道の先にある革新的進化を実践し、生まれ変わったAVレシーバー。

ミナオス見直す / Reconstruction

AVレシーバー「AVENTAGE」を10年ぶりに一新。当たり前とされてきた操作子の多いフロントパネルと機能を再構築することで、すっきりと洗練されたデザインと新たな操作性が導き出されました。

テザワリ手触り / Tactile

AVENTAGEの象徴的な大型ボリュームノブは、音質に対する絶対的な自信と圧倒的な表現力、そしてアコースティック楽器のような指先に感じる繊細さまでも表現しています。

カンケツ簡潔 / Minimal

従来のAVENTAGEの持つ高機能化と高音質設計はそのままに、デザインと操作性を極限までシンプル化。 新しい AVENTAGEシリーズは映画や音楽、ゲームサウンドへの高次元な没入感を提供するTrue Soundコンセプトを貫き、RX-Vシリーズはそれをよりカジュアルに楽しむことができます。

モツヨロコビ持つ喜び / Pride

究極のエレクトロニクスにふさわしい仕上げを追い求めてたどり着いた、空間に調和する上質なブラック。360度全ての面に妥協せず、こだわりのディテールや醸し出す存在感が目を引きます。


Sunao Okamura
Sunao Okamura
Designer
Yamaha Design Laboratory

究極のエレクトロニクスを形にするということ。

AVレシーバーの世界を牽引してきたヤマハが10年ぶりにAVENTAGEのデザインを一新しました。1986 年以来、常に新しい音体験を発信し続けてきたヤマハによる、次世代AVレシーバーの提案です。

新生AVENTAGEのデザインキーワードは「感性」「革新」「究極」です。従来のAV レシーバーにおけるアルミのフロントパネルや数多くのスイッチは高性能や高機能を表現する「理性に訴えかけるデザイン」です。それに対して手触りにこだわった大型のセンターノブと操作ボタンを廃した美しい黒鏡面が特徴のこのデザインは、「感性に訴えかけるデザイン」と言えます。これは単にスタイリングの革新ではなく、SURROUND:AIを始めとする機能の進化によりAVレシーバーを操作する事の意味が一変したことから生まれた、人と機器との関係性の革新的変化の表現でもあります。そして、音質だけでなく音場感や臨場感と言ったリアリティーの結晶とも言えるAVENTAGEはヤマハの究極のエレクトロニクスであり、音楽の演奏者や映画の製作者の想いまでも表現する「TrueSound」を体現した究極のデザインです。

この大胆な刷新の背景には、長年培ってきた楽器デザインの手法を取り入れた「360 度デザイン」という考え方や黒色の質感に対する特別なこだわりがあります。様々な角度から見られることを想定する楽器デザインの視点が、今まで重視されなかった上面や側面にもこだわり、生活空間における存在感と調和を生み出しました。また、究極のエレクトロニクスにふさわしい佇まいとして、高性能を漂わせるアルミでも、クラフトマンシップとしてのピアノブラックでもない、深みと透明感のある黒鏡面を採用。まさに「漆黒の AV レシーバー」です。

ヤマハのデザインフィロソフィーには「一見突飛に見えても、よくよく考えると理にかなっている。そんな考え方に出会ったとき、人は『本質を突いている』と感じます。」という一節があります。AVレシーバーのデザインとしては異端に見えるこのデザインは、これまで当たり前とされてきたことを問い直し、音質と操作性の本質を見つめ直すことで新しい時代のAVレシーバーの原形を提示しています。

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  • 補足の写真2

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