Yamaha Design “Synapses” YH-L700A/YH-E700A

2020 / HEADPHONE


「True Sound」から生まれた2つのフラッグシップヘッドホン。
※日本未発売

ショウジキ正直 / Honest

「3D Sound Field」に対応し、映像に合わせた音場効果を楽しめる「YH-L700A」と、「音楽リスニング」に特化し、王道的な佇まいを持つ「YH-E700A」。「TRUE SOUND」の思想から誕生したヤマハのワイヤレスヘッドホンシリーズのフラッグシップとなる2モデルです。

テザワリ手触り / Tactile

ハウジング側面の樹脂製ボタンと下部のレザー調パネルの機能的な配置・サイズの違いにより、指先の感覚のみで直感的な操作を行えます。肌で感じる素材の確かな質感が、機能への信頼感や高級機を使う喜びを与えてくれます。

ジョウヒン上品 / Elegance

「TRUE SOUND」というコンセプトを、ハウジングの変化する面質で造形としても表現。静寂すら音として捉え、音の陰影にまでこだわるヤマハの緻密な音作りを、なだらかに消えていく稜線や、面の起伏による陰影で現しています。

チョウワ調和 / Harmony

シンプルでいて特徴的な四角形のシルエットは、内部構造の条件や操作性を追求しながらデッドスペースを削ぎ落とすことで行き着いた必然の形状です。キャリングケースはハウジング形状の韻を踏み、ケースを開ける前から内容物を連想させる形となっています。

モツヨロコビ持つ喜び / Pride

ハウジングの正円形は内部にあるドライバーの形状に即した、ヘッドホンらしい素直な造形です。所有するプロダクトへ特別な想いを持つユーザーに高い満足感を提供するため、CMFにもこだわりました。


Masafumi Futo
Masafumi Futo
Designer
Yamaha Design Laboratory

Yoshinobu Terazaki
Yoshinobu Terazaki
Designer
Yamaha Design Laboratory

「TRUE SOUND」を体現するヘッドホン。

「YH-L700A」「YH-E700A」は、「TRUE SOUND=アーティストやサウンドデザイナーの意図したサウンドを楽しむ」の思想から誕生しました。「リスニングケア」「アドバンスドアクティブノイズキャンセリング」「リスニングオプティマイザー」などの独自機能を搭載し、作り手の思いを再現します。

「 YH-L700A」は、上記の機能に加え、音の奥行が感じられる「3D Sound Field」に対応しており、特に映像コンテンツとの相性がとても良いモデルです。必然的に室内でくつろぎながら使用するといったユースケースが想定されるため、ファブリックやレザー素材を全面に取り入れて、衣類やソファーのようにユーザーを優しく包み込むような印象にまとめました。 例えば服は「これを着たい」と思って選びますが、着ているときはその存在を意識せずに自分の一部になっているような感覚があります。それと同様に、着けていることを忘れてしまうような存在感で、「装着する」というよりも「着る」といった感覚で使用できるヘッドホンを目指しました。
ヘッドバンドも周囲をぐるりと布でくるんだシンプルな造形となっていて、ヤマハのサウンドバーなどのAV機器との相性もよく、空間に馴染みます。従来のモデルから踏襲したアーム部にある切り欠きは、持ち上げる際に指をかけやすい形になっています。ヤマハのワイヤレスヘッドホンにおける最上位機種として、期待感と安心感の両方を持って選んで頂けるモデルになっているかと思います。(風当)

「YH-E700A」は、音楽を楽しむための「リスニングヘッドホン」シリーズの最上位モデルです。ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンが市場を席巻する中で、ヤマハはその機能を音楽をより豊かに聴くために使おうという発想から開発がスタートしました。そのため、造形についても音楽を聴く楽しさを感じられるような情緒的なアプローチを意識しました。
まず、キーワードとして「正道・共感・個性」の3つを掲げました。奇をてらった形ではなく、誰の目にもヘッドホンらしいと映る、耳全体をしっかりと覆うような正円形は、まさに「正道」と言えます。ヘッドホンデザインのセオリーは踏まえつつ、ものにこだわりのあるユーザーの方が「共感」してくれるプロダクトの形を追求して、色や仕上げをブラッシュアップしていきました。そこにヤマハが掲げる「TRUE SOUND」というコンセプトを造形にて可視化するという「個性」が乗ったことで、「YH-E700A」が完成しました。
私自身、ポータブルオーディオに関心が高いこともあり、今回はユーザー視点を大切にしながら取り組むことができました。ヘッドホンを選ぶポイントは多々あると思いますが、心地よく音楽を聴きたいという方に長く愛されるプロダクトになって欲しいと思います。そしてその人の「いい音・いい音体験」のリファレンスになってくれたら本望です。(寺崎)

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