Yamaha Design “Synapses” VXS Series ''F model''

2016 / SURFACE MOUNT SPEAKER

GOOD DESIGN AWARD※商業空間向け音響機器として2016年に受賞


商空間を上質な音で満たす、サーフェスマウントスピーカー。

ジョウヒン上品 / Elegance

まるで木の葉のように薄く軽く。ふわっと浮いたようなピュアな存在感が、カフェやショップなどでの楽しいひとときを満たす、上質な音を演出します。

イツマデモ何時までも / Timeless

どこでもその場の皆に安心感を持たせてくれる、落ち着いたデザイン。グリルの中央に音叉マークをあしらうことで、ヤマハの妥協しない音づくりを象徴しています。

シアゲ仕上げ / Well-Made

リアからフロントにかけて立体を構成する、伸びやかな稜線と滑らかな曲面が、背面にも豊かな表情を生み出します。

チョウワ調和 / Harmony

控えめでありながらさりげなく存在を主張し、PAシステムとの連動による心地よいサウンドが、音空間を魅力的に演出します。


Takenori Ohmachi
Takenori Ohmachi
Designer
Yamaha Design Laboratory

空間に浮いたように。さりげない存在感の中に「いい音」をぎっしり詰めて。

カフェやレストラン、アパレル店舗などの商業空間で設置されることを前提に開発されたサーフェスマウントスピーカー、VXSシリーズ。通常、このような設備音響機器は見えないところに設置され、音だけが聴こえるように使用される傾向にありますが、Fモデルはスタイリッシュなインテリアの一部として「見える」ことで空間演出に魅力を与え、音へのこだわりも引き立たせるスピーカーを目指して開発しました。
そこで私が思い描いたのは、「壁に塊がただ付いている」のではなく、「空間にふわっと浮いている」イメージです。壁と天井の隙間にすっきりと収まり、広いスピーカーグリルによって煩わしい取付部分が隠れる位置関係にすることで、薄くて軽い、そして浮遊感のある印象を持たせています。また、小さいながらも高音質であることを伝えるため、まるでふっくらとした焼き立てのパンのような、そして中に音がぎっしりと詰まっているかのような、張りのある造形にまとめました。
この一つも直線を含まないシェイプを具現化するために、自分の手で何度も確かめながらデザインモックを作り、そこから図面へと落とし込んでいきました。特に三次曲面からなるスピーカーグリルは設計担当者とともに密に協力し合いながらのプロセスとなりました。Fモデルには私だけではなく、企画・営業・設計など、関わったメンバーの想いもぎっしりと詰まっています。
「私のお店はインテリアにも音にもこだわっているんだ!」というショップのオーナー様には、Fモデルでその“こだわり”を実現することができると思います。そして「このスピーカー、かっこいいね!」「音がいいね!」そんなさりげない会話など、オーナー様とお店を訪れるお客様、その場に集う人々のコミュニケーションのきっかけを作るスピーカーになってくれたらとても嬉しいです。

  • 補足の画像1

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