Yamaha Design “Synapses” PSR-S670

2015 / DIGITAL KEYBOARD


ダイナミックで疾走感のあるパフォーマンスキーボード。

モツヨロコビ持つ喜び / Pride

ソリッド感あふれるボディは、プレーヤーの熱い気持ちをしっかりと受け止める力強さと、所有する満足感を与えてくれます。

ヒクスガタ弾く姿 / Dual-View

プレーヤーが前に立つだけで走り出すような、動的な面構成とシャープなエッジ。彫刻的なその造形美はオーディエンスへも高揚感を伝えます。

アタラシイ新しい / Revolutionary

楽器からとびだして、どこまでも続いていくようなラインをイメージし、既成の概念を破るかのようなエネルギッシュなフォルムを実現しました。

タノモシイ頼もしい / Professional

ボディを構成するそれぞれの面には微かな張りを持たせています。それによりシャープかつスピーディーなフォルムと力強さの両立を図りました。


Kunihiro Takei
Kunihiro Takei
Designer
Yamaha Design Laboratory

これまでのヤマハのキーボードにはなかった
大胆なデザインコンセプトの実現。

パフォーマンスキーボードPSR-S670は、欧米ではTyrosに次ぐSシリーズの末弟ですが、アジア地域ではフラッグシップにもなる多機能・高性能モデルです。
デザインにあたっては、スポーツカーのような疾走感を感じさせる、アグレッシブで動的なボディにしたいと考えました。そのコンセプトを端的に表しているのが、サイドの造形とそれに繋がる面の流れです。鍵盤側から背面にかけて途切れることのないその流れは同時にソリッド感のある力強いルックスをも造りあげています。この特徴的なサイド形状はまた、迫力あるサウンドを実現するバスレフポートと美しく融合し、その結果音質向上にも大きく貢献しています。一方、大胆に斜めにカットされたボディ前面は、あたかも鍵盤がプレーヤーに向かって飛び出してくるような、迫力のある印象をもたらしました。
これら一連のスムースな連続面は、実は見る者の視線を常にその次の面に導くように配置され、その流れがプレーヤーの魅力的な動きとシンクロすることを意図しています。
楽器はプレーヤーの思いやイメージを表現する道具です。同様にそのデザインも奏者の表現を増幅する「性能」であっていいはずです。
プレーヤーが、スポーツカーを操るような爽快感と「格好良く」飾り立てられた自分を意識しながらオーディエンスのパワーにも負けない迫力ある演奏をしてくれたら幸いです。

  • 補足の写真1
  • 補足の写真2
  • 補足の写真3
  • 補足の写真4