Yamaha Design “Synapses” ELS-02

2014 / ELECTONE


誰もが楽しめるエレクトーンのスタンダードモデル。

イツマデモ何時までも / Timeless

新モデルのELS-02では初代から10年経って変化したインテリアの傾向に合わせ、モノトーンでデザインしました。初代ELS-01でも音源や液晶操作ユニットを組み替えることで、同等の機能に拡張することができます。

チョウワ調和 / Harmony

STAGEAの機能の豊富さを現わす大きな操作パネル面と操作子の数々。明るいパネル面に黒くエリア分けされたボタン群と、はっきり印刷された文字列は、プレイヤーの視認性と演奏の集中力を高めます。

ミナオス見直す / Reconstruction

分解/組立のためのモジュール化という新しいコンセプトを構造的にわかりやすく表現した初代モデルELS-01の特徴を、各パーツのコントラストを上げることで際立たせました。拡張ユニットの採用によってそのコンセプトは発展的に受け継がれました。

ツカイゴコチ使い心地 / Intuitive

ボディを4本脚で支えるその構造は、プレイヤーのダイナミックな演奏を受け止め、また、その両手両足を使ったパフォーマンスを観客にも伝えます。


Kunihiro Takei
Kunihiro Takei
Designer
Yamaha Design Laboratory

コンセプトをより明瞭に、より深く。

Electone STAGEAは両手両足を使って2段の鍵盤と足用鍵盤を弾くことで、オーケストラ音楽からロックミュージックまで様々な音楽を演奏できる電子オルガンで、その初代ELS-01は2004年に発売しました。特徴は、分解/組立が可能で可搬性に優れ、モジュールごとにアップグレード(バイタライズ)できるようになったことです。
後継モデルのELS-02では、コンセプトはキープし、10年経った今の時代に合わせたSTAGEAらしさを表現しました。ELS-01は、モジュール化された構造とその当時のインテリアの傾向を考慮し、家庭でもステージでもマッチするようにまとめていました。10年経った今、現代のインテリアの傾向に合わせながらそのコンセプトをより強調することで、STAGEAの価値が向上すると考えました。
全体のカラーリングは、温かみのある色からメリハリをつけた無彩色に変更しました。それによって、モジュールごとの違いがハッキリし、ボタン等の機能部品も分かりやすく分類され、演奏性が上がりました。また、上部をコの字型に明るく艶のある白いパーツで囲うことで、ステージで映えるようにしています。これはヤマハの多段鍵盤の名機であるGX-1をオマージュして考えました。
このように、ヤマハエレクトーンとしての価値や、バイタライズユニットを組み替えてこれからも性能が向上していくSTAGEAの構造を再構築したのが、今回の私の仕事でした。STAGEAとはなんなのか、そのコンセプトをピュアに表現し続けることで、より長く使える楽器になるのではないでしょうか。

  • 補足の画像1

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