Yamaha Design “Synapses” CLP-500 Series

2014 / ELECTRONIC PIANO

GOOD DESIGN AWARD
Red Dot Award
German Design Award


ピアノ本来の表現力にこだわったクラビノーバ CLPシリーズ。

ミナオス見直す / Reconstruction

電子ピアノが普通の存在になってきている昨今、あらためて「現代のスタンダードピアノ」について再考しました。多彩な機能を搭載する一方でピアノとしての基本をおさえ、演奏者が自然に演奏できる「ピアノらしさ」を追求しました。

ヒキゴコチ弾き心地 / Inspiring

従来、鍵盤の奥に配置されていた音色選択などの操作ボタンを、左の拍子木のコントロールパネルに集約。CLP-585では回転式鍵盤蓋によりアップライトピアノと同等な譜面との距離や視野にすることで、演奏者は集中してピアノ演奏をすることができます。

シアゲ仕上げ / Well-Made

スライド式の鍵盤蓋を採用したモデルは、鍵盤蓋の奥行が小さくなることで、それを収める本体と合わせて全体の奥行を大きく削減。水平に近い腕木と、縦方向を基軸として木目を生かした側板が、本来のピアノの佇まいを感じさせます。

チョウワ調和 / Harmony

濃色も淡色も常にその時代のインテリアのトレンドに合わせてボディーカラーを吟味し、椅子やコントロールパネルまで色味を調整しました。CLPシリーズはその時代を写す鏡のように、人々の生活に沿う自然な佇まいを感じさせます。


Sunao Okamura
Sunao Okamura
Designer
Yamaha Design Laboratory

Mami Sato
Mami Sato
Designer
Yamaha Design Laboratory

Takenori Omachi
Takenori Omachi
Designer
Yamaha Design Laboratory

細部を煮詰めることで、より「ピアノらしいカタチ」に。

クラビノーバ CLPシリーズは、ピアノ本来の表現力にこだわった電子ピアノ。ピアノらしい演奏性とデザイン、そして電子ピアノとしての機能をバランス良く搭載したスタンダードモデルです。
最初の企画からのオーダーは住環境に対応した「コンパクト化」でした。しかし今回はそれをただコンパクトにするだけではなく、「現代のスタンダードピアノ」とはどのようなものか、またはどのようにあるべきかをあらためて考え直し、電子ピアノでありながら本来皆がイメージしているピアノとして「自然」に見せることを目的としました。
最大のポイントは新しいコントロールパネルの採用です。従来、鍵盤の奥に横並びに配置された操作ボタンを左側の拍子木へと集約し、液晶パネルを採用してボタンの数を減らすことで、従来比で約50mm奥行きがコンパクトになりました。ボタンのON/OFFを表示するLEDは、見やすいようにボタンから鍵盤寄りに配置しています。演奏する際の視界から演奏に必要なもの以外を除くことで、ピアノ本来の演奏環境も実現しています。特に回転式鍵盤蓋を採用したCLP-585では鍵盤や譜面立てなどとの寸法関係もアップライトピアノと同等にすることで、ピアノ教室や学校などでアップライトピアノを弾くときでも違和感なく演奏できます。
また、新色として「ホワイトアッシュ」をラインナップしました。欧州を中心に人気が高い「白」ですが、実際にインテリアショップに出向いてのリサーチなどを繰り返しながら、CLPに似合う「白」を選びました。白系の色味は非常に繊細で、ピアノが置かれた部屋の壁の色や光線の影響をすぐに受けてしまうので、常に同じ状況で確認できるように、色チェックの際は社内の同じ場所の同じ時間で行うほど神経を使いました。
「現代のスタンダードピアノ」とはどのようなものか、今回のモデルでそのベースをようやく作ることができました。今後、これを元に時代に合わせた進化をしていけたらと思っています。

  • 補足の画像1

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