Yamaha Design “Synapses” PDX-11

2012 / PORTABLE PLAYER DOCK


音楽を持ち出す、ポータブルプレーヤードック。

アタラシイ新しい / Revolutionary

良い音をいつでもどこへでも。その空間を音で満たすという視点から「スピーカーを床に転がす」というアイディアが生まれました。存在感と安定感、しかも持ち運びやすい形状でもある本体は、前後のパーツだけの極めてシンプルな構造から成り立っています。

モツヨロコビ持つ喜び / Pride

アクティブでタフな表情のボディはまるで持ち運ぶことを訴えるようです。機能を超越したお気に入りのオブジェのように、いつでもそばに置きたい気持ちを喚起します。

カンケツ簡潔 / Minimal

スピーカーの円を中心に、iPhone/iPodを置く場所、地面との接点に平面を確保して、残る面を繋ぐと自然に存在感ある八角形になりました。ボディ自体が特徴的なので、ディティールは極めてシンプルに。

スグツカエルすぐ使える / Instantly-usable

操作パネルは電源とボリュームだけに厳選。iPhone/iPodを挿すだけで直観的に音楽を楽しめます。また、どこへでも持っていきたくなる気持ちを後押しするハンドルは、万が一の場合のiPhoneのガードとしても機能します。


Satoshi Yoshiizumi
Satoshi Yoshiizumi
Designer
Yamaha Design Laboratory

使用シーンまでイメージできる明快なデザイン。

PDX-11の最初のテーマは、「1秒で分かる明快さ」でした。iPhone/iPod用ドックスピーカーのマーケットでは、ネット販売の割合が非常に多くなってきています。そのため、画面内で目にとまりやすく、製品の特長や個性が瞬時に理解できることが重要でした。
どんなモノがネット上でアピールできるか? 企画は開発チームとデザイナーが既成の概念にとらわれずに、様々な案を出すところから始まりました。デザイナーチームが描いた100を超える案から最終的に選ばれたのは、スピーカーそのものをフロアモニターのように床に置くというアイデア。「音楽と対峙して聴く」従来のオーディオのありかたに対し、PDX-11で目指したのは、たとえば天井埋め込み型のスピーカーのように「音で空間を満たす」ことで、もっとカジュアルに音楽と接することができるのでは、という発想です。そのための力強いサウンドを、形状的にもイメージさせる個性的な八角形のボディとなりました。電池駆動によって屋内だけでなく、屋外の広い空間でも音楽を気軽に楽しめます。
認識しやすい個性的なデザインを目指したのをきっかけに、音で空間を満たすという文脈が繋がり、見ただけで使用シーンが思い浮かぶようなデザインにまとめることができました。

  • 補足の画像1
  • 補足の画像2
  • 補足の画像3
  • 補足の画像4