Yamaha Design “Synapses” inpresX Series

2011 / GOLF CLUB


10年目を迎えた節目の飛躍。

タノモシイ頼もしい / Professional

より遠くへ、より正確に、より思い通りに。10代目となったinpresXの絶えることのない進化と、常に本質を追求するものづくりの一貫性。私達はそんな思いを「内に秘めたパワーが前方に向かって集約する流れ」として表現し続けています。

カンケツ簡潔 / Minimal

スポーツ用品に過飾は必要ありません。なぜなら「内なる機能の表現」や「プレイヤーの気持ちを鼓舞する要素」こそが本質であり、最大の魅力である、と考えているからです。

ツカイゴコチ使い心地 / Intuitive

プレイヤーから見えるクラウンのシルエットそのものが、クラブ自らのキャラクターを語ります。また、シャフトのストライプ部分にタングステンを内蔵した“Tip Weight Technology”はシャフトの不必要なたわみを解消し飛距離を伸ばします。

ヒキゴコチ弾き心地 / Inspiring

ソールのデザインはフェース側に集中する「力」と「前進感」をシンボライズ。プレイヤーの意志とクラブのポテンシャルがシンクロした時、思い描いた弾道が生まれます。

イトオシイ愛おしい / Beloved

やさしさと強さを兼ね備えた、機能と感性に響くデザイン。クラブと語り合えるかのような一体感と、戦うパートナーとしての存在感を醸し出します。


Daisuke Saito
Daisuke Saito
Designer
Yamaha Design Laboratory

inpresXの10年、「変わるもの」と「変わらないもの」

10代目となったinpresXシリーズ。日本ゴルフ界を代表する藤田寛之プロ、谷口徹プロの二人が使用して素晴らしい成績を残すなど、トッププロからビギナーまで幅広いゴルファーに高い支持を得ています。
inpresXは代が替わるごとに機能的に大きな進化を遂げました。一方でinpresXが守り続けているものもあります。まずトレンドに左右されない「本物志向」のクリアなデザイン。フェースに向かって力が集中するイメージをシリーズデザインの核にしながら、過飾を排し、最小限の線や造形で高い品質感を表現しています。もう一つは「手で作る」ということ。私たちがクラブをデザインする際も、パソコンに頼るのではなく実物大の塊を彫刻刀で削ったり線を引いたりしながらデザインを練り上げていきます。また製品作りにおいても最終工程では熟練したクラフトマンが手で磨き上げています。この、手で仕上げるということこそ、感性に響く製品作りに繋がっているのです。ゴルファーの研ぎ澄まされた感性は、その差を明確に認識します。
熟練された手業とゴルファーの鋭い感性。この関係は楽器と演奏家の関係に通じる部分だと思っています。

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