出展試作品のご紹介

第3回 国際ユニヴァーサルデザイン会議
2010 in はままつ

音楽の持つ価値をより手軽に、そして深く味わう。

音楽に関しては、これまで当社が最も精力的に取り組んできた分野ですが、より一層深く、広く取り組んでいきます。『てのひらの音楽』は、素朴な音源を携帯端末に取り込み、手の平の上で遊んでいるだけで誰でも簡単に音楽ができてしまうという、アコースティックの味わいとデジタルの利便性を生かした音楽ツールです。

[ 画像 ] トーキング カスタネット
トーキング カスタネット
[ 画像 ] バンド ラバー
バンド ラバー
[ 画像 ] テクスクラッチ
テクスクラッチ
[ 画像 ] パット アンド ブロー
パット アンド ブロー

音楽の持つ価値を豊かなコミュニケーションに生かす。

当社が長年にわたって音楽で培った技術と感性を、次世代のコミュニケーション分野に生かすことはできないか。そのような観点で考えた『音窓』は、フレームに張られた透明フィルム上に、マイクとスピーカーを実装し、離れた所に住んでいる人の存在感や雰囲気を耳と手で感じ鑑賞することができる、聴覚・触覚のインターフェースです。

[ 画像 ] 音窓

音楽の持つ価値をより手軽に、そして深く味わう。

音と音楽にかかわってきた当社が社会環境に対してできることのひとつとして、「Sound Conscious」(音を意識させること)という考え方があります。
通常我々は、室内の温度や湿度、においやウイルスなどには敏感であるものの、音についてはほとんど意識されません。室内での過ごしやすさにとって重要な要素である音を意識することで、より良い音環境で暮らせる社会を目指します。このような背景の中考えられた『音度計』は、音を光で見るなど、周囲の音状況を可視化させる、また、視覚情報を音に換えるインテリア調の音環境改善ツールです。

[ 画像 ] 音度計 1
日常の音を意識するきっかけとして、音を数値で伝える。
[ 画像 ] 音度計 2
静けさやにぎわいを、やわらかな光で伝える。
[ 画像 ] 音度計 3
万歩計のように携帯し、音で一日を振り返る。
[ 画像 ] 音度計 4
音による光と動きが、ホタルのように空間を彩る。
[ 画像 ] 音度計 5
風見鶏のように、音のありかを直感的に伝える。