Silhouettes

DESIGN RECIPE
展示作品の紹介

Wind MIDI controller : WX7
1987年

  • Wind MIDI controller : WX7
  • Wind MIDI controller : WX7
  • Wind MIDI controller : WX7
  • Wind MIDI controller : WX7

MIDIを介して機器(シンセサイザー、トーンジェネレーター、ソフトウェア、など)が制御できる管楽器型コントローラー。原型となったサクソフォンだけでなく、音源次第であらゆる楽器の音色を、その指使いと息使いで奏でることができる。一本の黒い棒のイメージで、本体は極限まで要素を削いでいる一方、表情が豊かなキーはサックスのそれと寸法を合わせ違和感なく演奏可能。それらは特徴ある本体シルエットを構成するとともに、パフォーマンスを魅せるための道具として演奏者と一体となっている様が美しくあることを意識してデザインされている。

SilentCello™ : SVC210
1999年~(初代モデル)

  • SilentCello™ : SVC210
  • SilentCello™ : SVC210
  • SilentCello™ : SVC210
  • SilentCello™ : SVC210

サイレント™ シリーズの一つ。共鳴胴を省くことで音エネルギーを1/100、聴感上の音量を1/10程度まで減少させ、ピックアップで感知した振動を自然な音色に変換しヘッドフォンやPAを通して聴くことができる。その本体の造形は演奏に必要な要素だけを取捨選択しているが、それらの点を繋いだシルエットはアコースティックチェロのそれと同じになる。要素の絞り込みで軽量化、さらに折りたたみ機構によって体積比で40%となり可搬性にもすぐれる。

SilentBass™ : SLB100
2000年

  • SilentBass™ : SLB100
  • SilentBass™ : SLB100
  • SilentBass™ : SLB100

サイレント™ シリーズの一つ。共鳴胴を省くことで音エネルギーを1/220、聴感上の音量を1/15程度まで減少させ、ピックアップで感知した振動を自然な音色に変換しヘッドフォンやPAを通して聴くことができる。本体の要素は削ぎながらも、体に触れる部分は一般的なコントラバスと同様の材質を使用し、自然な演奏感で愉しめる。演奏者の傍に立ち、そのシルエットと一体となってステージパフォーマンスを盛り上げる。

SilentGuitar™ : SLG-110SFN
2001年~(初代モデル)

  • SilentGuitar™ : SLG-110SFN
  • SilentGuitar™ : SLG-110SFN
  • SilentGuitar™ : SLG-110SFN

サイレントギター™の一つ。共鳴胴を省くことで音エネルギーを1/100、聴感上の音量を1/10まで減少させ、ピックアップで感知した振動を自然な音色に変換しヘッドフォンやPAを通して聴くことができる。抱きかかえて演奏するギターはその振動が演奏者に伝わることも大切で、体に触れる部分の素材と造形に注意を払いつつ、ボディーは要素を省いて軽量化。パーツの取り外しによる可搬性にも考慮した。情緒性を大切に考え、すべてをミニマルにするのではなく、シルエットの一部に木部を残し、演奏者との一体感を深める造形がなされている。

Digital Drums : DTX950K
2010年

  • Digital Drums : DTX950K
  • Digital Drums : DTX950K
  • Digital Drums : DTX950K
  • Digital Drums : DTX950K

アコースティックドラムに近いリアルな打感と、静粛性を実現した電子ドラム。ドラマーから見たこの電子ドラムは、新開発の白いドラムパッドや異素材の組み方をできるだけスムースにし、シンプルな円形で構成するなどで、アコースティックドラムに近い演奏感を感じられるデザイン。一方、オーディエンスから見れば、共鳴胴をもたないドラムパッドの造形やそのフローティング機構、組み合わせ自在なラックシステムなど、先進の電子ドラムがドラマーと一体となったシルエットとなる。

Black YAMAHA_trumpet (proto-type)
2003年

  • Black YAMAHA_trumpet (proto-type)
  • Black YAMAHA_trumpet (proto-type)
  • Black YAMAHA_trumpet (proto-type)

2003年、原宿で開催したイベント「Black YAMAHA」では、各楽器ジャンルをデザインで横串を通して群として見せる試みとして、ジャズのイメージで黒いカスタムモデルの楽器群をデザインした。ドラムス、ギター、ベース、キーボード、トロンボーン、そしてこのトランペットからなる楽器群は、黒い塗装、黒い革、黒い鍵盤、など徹底的に黒で外装が施され、これらの楽器を使用した社員によるジャズバンドがイベントを盛り上げた。外形は同じでも、色や質感の違いでまったく異なる存在感として、また群としてそのシルエットがまとまった様は、楽器デザインの新たな方向性を示している。

hold on me (proto-type)
2010年

  • hold on me (proto-type)
  • hold on me (proto-type)
  • hold on me (proto-type)

身近にある楽器と、人の生活とを結びつける場としての家具を提案した、2010年の「Please Please Me」展の出品作品の一つ。ギタースタンドでありながら、ふと思い立ったときはギター持ち上げて座ることもできるスツールとなる。楽器をしまいこむのでなく、いつも傍らに置き気軽に触れ合える場を、空間の中で決して目立つことなく、ただ「居る」ような控えめな存在感で具現化している。シンプルでありながら、ギターに触れる部分は革で保護したり、演奏時には足を載せることができるステップなど、置いても弾いても様になるシルエットでデザインされている。

Wrap & Blur
2013年

  • Wrap & Blur
  • Wrap & Blur
  • Wrap & Blur
  • Wrap & Blur

フランス、サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレで発表。スピーカーと人と関係性を見つめ直し、通常は木材やプラなどの堅い筐体であることが多いが、これはソフトなメッシュで覆われたデザインとした。Bluetooth®で携帯端末と接続し、床にポンと置かれた状態で音楽を提供する。本体が半分透けることでその存在が希薄になり、また音の発信場所も気にならなくなる。気軽に音楽と付き合うための曖昧なシルエットが、音楽が自然に流れている環境の心地良さを高めている。

Stage piano : CP70/80
1976年

  • Stage piano : CP70/80

グランドピアノとほぼ同じ鍵盤アクションと弦を張ったフレームを搭載し、打弦した音をピックアップで拾う電気ピアノ。その内部構造がそのまま、平面でも側面でも特徴的なシルエットとなっている。上下に分割して運ぶことも可能。

Guitar MIDI controller : G10
1988年

  • Guitar MIDI controller : G10

ギターの入力方法であらゆる音源を操り様々な音色で演奏可能なMIDIコントローラー。演奏のために必要な本体の量感とステージでアピールする形状を思案し、ギターとは異なる新たなデジタル楽器のシルエットへと昇華させた。

Shoulder-type MIDI keyboard : KX5
1984年

  • Shoulder-type MIDI keyboard : KX5

ステージでキーボード奏者がギタリストのように立ってパフォーマンスするためのショルダー型キーボード。幅はそのままに長さだけ縮めた異形鍵盤で小型化し、演奏者と一体となったシルエットでのバランスが考慮されている。

Electone : HX-1
1987年

  • Electone : HX-1

可搬性と拡張性を実現したユニットタイプのステージ用エレクトーン。末広がりにそびえるシルエットは後にも先にも例がない孤高のデザインでステージでの存在感を高めた。

Drum rack system : HEXRACK
2008年

  • Shoulder-type MIDI keyboard : KX5

六角断面のパイプと数多くの種類のクランプやロッドからなり、自在かつ機能的な組み方が可能なドラムラックシステム。各パーツが一つのデザイン言語で統一されており、その集積が、組みあげられた状態での堅牢で信頼感のもてるシルエットを形作っている。

Black YAMAHA (proto-type)
2003年

  • Black YAMAHA (proto-type)

「Black YAMAHA」イベントで発表された、ジャズのイメージで一貫性を持つ黒いカスタムモデルの楽器群。ドラムス、ギター、ベー黒い塗装、黒い革、黒い鍵盤、など徹底的に黒で外装が施され、群としてそのシルエットがまとまった様は、楽器デザインの新たな方向性を示している。

Reflection of you (proto-type)
2010年

  • Reflection of you (proto-type)

サローネ・サテリテで発表。楽器デザイナーが考える、人と人との関係性に着目して発想したテーブルライト。読んでいる本を覗き見るようにテーブル上でバランスをとるそのシルエットには、親近感を有するものと空間をシェアしているような心地よい感覚を覚える。

stand by me (proto-type)
2010年

  • stand by me (proto-type)

通常の3倍の幅の譜面立て。一曲分の楽譜を一度に広げて並べられる。ページをめくる必要がなく、また横に切れ目なく楽譜を追っていけるスタイルは、演奏に自由度を、心に高揚感をもたらす。

song for me (proto-type)
2010年

  • song for me (proto-type)

ギターと寄り添うベンチ。ギターをそこに「居る」ように立てかけるための、そのシルエットに沿ったスタンドは、革素材で優しくギターを包み込む。思いたった時にギターが傍にある、小さくても豊潤な空間。

Open discussion (proto-type)
2006年

  • song for me (proto-type)

サローネ・サテリテで発表。腹ばいに寝そべり、お気に入りの本を広げて愉しむ。通りかかった友人が興味をもって覗き込み声を掛ける。そんなひと時の会話を誘発する家具。傍らから見たその風景は椅子のシルエットさえも消え、そこには親しい間柄の会話だけが存在する。

Cozy tension (proto-type)
2006年

  • Cozy tension (proto-type)

サローネ・サテリテで発表。曖昧に空間を仕切る、パーティションを兼ねた照明器具。コードでテンションを張って壁に掛ければ、小さな屋根のようにプライベートな空間をつくる。