外部メモリへのリダイレクト機能

概要

showから始まるコマンドの後に、" > sd1:FILENAME" 、または" > usb1:FILENAME"と指定することで、コマンド実行結果を外部メモリに保存することができます。

リダイレクト('>')により指定されたファイルは、新規ファイルとして生成されます。

出力先ファイルのコマンド実行結果の先頭に、コマンド実行日時が表示されます。
さらに、リダイレクト記号に ">>" も指定できるようになります。

">>" を使用すると、指定されたファイルの末尾にコマンド実行結果が追記されます。
">>" を指定してファイルに追記した場合、出力先ファイルのコマンド実行結果の間に区切り線が出力されます。
">>" で存在しないファイル名を指定した場合は、新規ファイルとして生成されます。

2012/04/01 09:31:18: show environment
RTX1200 BootROM Ver.1.00
RTX1200 (China) Rev.10.01.33 (Thu Jul 28 15:25:19 2011)
:

#####
2012/04/01 09:31:31: show status lan1
LAN1
Description:
:

既に存在しているファイルに対して '>' を指定すると、ファイルを上書きしてよいかを確認するプロンプトが表示されます。'Y'を入力すると、ファイルは上書きされます。
'N'を入力すると、ファイルには何も書き込まれません。

# show status lan1 > sd1:/status.txt
指定したファイルは既に存在しています。ファイルに上書きしますか? (Y/N)Y
2012/04/10 09:19:12: [SD] Result of command is written to "sd1:/status.txt"
#

パイプ('|')と併用することで、必要な行のみを抽出してファイルに保存することができます。

保存ファイルの暗号化には対応していません。

console characterコマンド、console columnsコマンドの設定は、設定が保存されたときの設定値が反映されます。

外部メモリの基本的な使用方法については、外部メモリの利用の資料をご参照ください。

対象機種とファームウェアリビジョン

機種 ファームウェア
RTX5000 Rev.14.00.15以降
RTX820 Rev.11.03.16以降
RTX1200 Rev.10.01.20以降

実行例

以下に実行例を示します。

  • show techinfoコマンドの内容をmicroSDメモリに保存
    # show techinfo > sd1:/techinfo.txt
    2012/10/10 19:31:59: [SD] Result of command is copied to "sd1:/techinfo.txt"
    #
    
  • show logコマンドの内容をmicroSDメモリに保存
    # show log > sd1:/log.txt
    2012/04/10 19:30:05: [SD] Result of command is copied to "sd1:/log.txt"
    #
    
  • show environmentコマンドの内容をmicroSDメモリ内のファイルに追記
    # show environment >> sd1:/log.txt
    2012/04/10 19:38:10: [SD] Result of command is written to "sd1:/log.txt"
    #
    
  • '>'で既に存在しているファイルを指定する
    # show status lan1 > sd1:/status.txt
    指定したファイルは既に存在しています。ファイルに上書きしますか? (Y/N)Y
    2012/04/01 09:19:12: [SD] Result of command is written to "sd1:/status.txt"
    #
    
  • パイプ('|')との併用(1)
    # show log | grep IKE > sd1:/ike.txt
    2012/10/10 19:32:47: [SD] Result of command is copied to "sd1:/ike.txt"
    #
    
  • パイプ('|')との併用(2)
    # show log | grep IKE | grep retransmit > sd1:/ike_retransmit.txt
    2012/10/10 19:33:38: [SD] Result of command is copied to "sd1:/ike_retransmit.txt"
    #
    
  • GUIの[コマンドの入力]から実行する
    (GUIの[保守]-[コマンドの入力]画面で以下を入力)
    show log > sd1:/log_gui.txt
    
    コマンド "show log > sd1:/log_gui.txt" を入力しました。
    [ コマンド入力結果(最新の実行ログ) ] # show log > sd1:/log_gui.txt # コマンドが正常に実行されました。

以下の場合はエラーとなります。

  • リダイレクトの後にパイプ('|')を指定できない
    # show log > sd1:/log.txt | grep IKE
    エラー: '>'や">>"の後に'|'は使えません
    #
    # show log | grep Illegal > sd1:/log.txt | less
    エラー: '>'や">>"の後に'|'は使えません
    #
    
  • リダイレクトを複数回指定できない
    # show log > sd1:/log.txt > usb1:/log.txt
    エラー: '>'や">>"を複数指定することはできません
    #
    # show log > > sd1:/log.txt
    エラー: '>'を複数指定することはできません
    #
    # show log > usb1:/log.txt >> sd1:/log.txt
    エラー: '>'や">>"を複数指定することはできません
    #
    
  • show以外から始まるコマンドは適用外
    # ip lan1 address 192.168.0.1/24 > sd1:/address.txt
    エラー: '>'や">>"が後ろに続いてはいけないコマンドです
    #
    # ip filter 1 pass * * > sd1:/filter.txt
    エラー: '>'や">>"が後ろに続いてはいけないコマンドです
    #
    # restart > sd1:/restart.txt
    エラー: '>'や">>"が後ろに続いてはいけないコマンドです
    #
    
  • lessから始まるコマンドは適用外
    # less log > sd1:/log.txt
    エラー: '>'や">>"が後ろに続いてはいけないコマンドです
    #
    # less config pp 1 > sd1:/config_pp1.txt
    エラー: '>'や">>"が後ろに続いてはいけないコマンドです
    #
    
  • 外部メモリが挿さっていないときは実行できない
    # show log > sd1:/log.txt
    エラー: 外部メモリへの書き出しに失敗しました
    #
    
  • 外部メモリボタンを押した状態(デタッチ)では実行できない
    # show log > sd1:/log.txt
    エラー: 外部メモリへの書き出しに失敗しました
    #
    
  • 外部メモリの使用を禁止しているときは実行できない
    # sd use off
    # show log > sd1:/log.txt
    エラー: 外部メモリへの書き出しに失敗しました
    #
    
  • 外部メモリの容量が不足しているときは実行できない
    この場合、書き込みに成功したサイズ分のファイルが生成される
    # show techinfo > sd1:/techinfo.txt
    2012/04/11 12:37:30: [SD] FAILED : Result of command is not copied to "sd1:/techinfo.txt"
    エラー: 外部メモリへの書き出しに失敗しました
    #
    

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